【2023年】夏競馬攻略!函館競馬場 芝編〜逃げ先行天国、前走先行した距離短縮馬がお宝馬〜

函館芝コースコース検証

いよいよ夏競馬開幕!

夏の函館開催も来週からスタートします。

2023年の函館競馬場開催は6/10~7/16までの6週間。最終日には7/16は函館記念が行われます。

今回は夏の函館開催の芝コース攻略法をデータから検証していきたいと思います。

攻略のヒントだけ欲しい人へ

いちいちデータ分析に付き合ってられないという人のために今回の記事の結論から。

函館競馬場芝コース攻略のヒントは

  1. 逃げ、先行馬
  2. 前走先行+距離短縮の馬
  3. 未勝利〜2勝クラス

です。

それではこの結論について実際のデータを見ていきましょう!

函館競馬場は直線の短い小回りコース

まずは函館競馬場のコース形態から。

芝コースの1周の長さは使用コースによって変わりますがAコース使用時は1626m、Bコース時は1651m、Cコース時は1675m。ダートコースは1周1475mです。

最後の直線は約260mとJRAの競馬場で最も短いです。

高低差は3.5mとローカル競馬場の中では一番高低差が設けられた競馬場でもあります。

先行馬が有利というイメージの方も多いと思いますが、果たして本当にそうなのか。

コース形態をおさらいできたところで、2018年~2022年の過去5年間のデータを検証して函館競馬場の攻略方法を探していきましょう。

函館競馬場は小回りで直線が短い

圧倒的に逃げ先行有利

函館競馬場の芝コース脚質別成績

まずは2018年〜2022年の過去5年間の函館芝コースの脚質別成績です。

脚質勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ24%34%42%280%139%
先行14%28%39%100%107%
差し5%11%20%45%69%
追い込み2%4%7%28%34%
捲り24%50%56%386%215%
函館芝コース 2018〜2022年脚質別成績

直線の短い小回りコースということもあり、圧倒的に逃げ先行馬が有利ですね。

逃げた馬の勝率が24%に対して追い込み馬のたったの勝率は2%。。。

逃げ馬の単勝回収率は280%、複勝回収率も139%あるので、人気薄でも逃げそうな馬は馬券に絡める必要がありそうです。

捲りも決まりやすいコースで連対率、複勝率とも50%以上となっています。コーナリングが上手く捲れる馬が出走していたらこちらも馬券に入れたいところですね。

函館芝コースは逃げ先行しそうな馬をとにかく狙え

前走脚質別成績

逃げ先行が有利とはいえ、今回逃げるかどうかはスタートしてみないとわかりませんので、続いて前走の脚質から買える条件を探していきたいと思います。

脚質勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ11%18%24%71%61%
先行11%22%32%85%88%
差し8%16%25%80%82%
追い込み5%10%17%46%65%
捲り17%29%44%161%125%
函館芝コース 2018〜2022年 前走脚質別成績

捲りが決まりやすいコース形態ということもあり、前走捲り戦法を取ってきた馬の成績が抜けています

逃げ先行馬が有利ではありますが、前走逃げた馬の単勝回収率は悪いです。

勝率でいえば前走先行馬との差はありませんので、コースの特徴上前走逃げた馬が人気になりやすいということでしょうか。

前走先行した馬を狙え!

前走先行、今回距離短縮馬は買い!

前走先行馬の狙える条件を検証するため、もう少し条件を絞ってみます。

前走より距離短縮した馬は小回り短い直線の函館競馬場で粘り込みできそうですかね。

この仮説の元、前走と今走の距離変更で詳細なデータを見ると

距離出走頭数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
距離短縮28712%23%31%121%110%
同距離77611%22%33%69%82%
距離延長2259%17%26%80%71%
距離変更別成績 2018年〜2022年

前走先行していた距離短縮馬の単複を全て購入してもプラスという結果に。

先ほどのデータは前走がダートだった馬も含まれているので、前走が芝だった馬に限定して距離比較データを見てみるとさらに回収率が高くなります。

距離出走頭数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
距離短縮25112%24%32%125%113%
同距離73411%22%34%72%85%
距離延長18310%19%28%89%72%
距離変更別成績(前走芝のみ) 2018年〜2022年

距離短縮馬を狙え。特に前走芝に出走していた馬

下級クラスで狙い撃ち

さらに前走先行+今走距離短縮馬をクラス別に見ていきます。

クラス出走頭数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
未勝利10811%21%29%97%124%
1勝7614%26%38%104%96%
2勝3714%22%30%316%139%
3勝138%15%31%37%85%
オープン(重賞除く)50%20%20%0%40%
重賞1217%42%42%67%103%
前走芝+今走距離短縮クラス別成績 2018年〜2022年

未勝利〜2勝クラスがこの条件の回収率が高くなっており、前走先行+今走距離短縮馬を狙い撃ちするなら下級クラスがよさそうですね。

未勝利〜2勝クラスの距離短縮馬を狙え!

まとめ

今回は夏競馬開幕ということで函館競馬場芝コースの傾向について調べてみましたが、いかがだったでしょうか。

今回の検証から導かれた函館競馬場芝コース攻略のまとめは

  1. 基本的に逃げ、先行有利
  2. 前走先行した馬の複勝率が高い
  3. 前走先行した馬の中でも、前走も芝+距離短縮の馬は回収率100%超え
  4. さらに回収率を上げるなら下級条件(未勝利〜2勝クラス)を狙え

ぜひ今回のデータを参考に夏の函館開催を攻略してください!

函館ダートコース攻略のヒントはこちら

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